コンサルタント・アイ 101号

コンサルタント・アイ 101号
まずはじめに、東日本大震災においてお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々のお見舞いをこころより申し上げます。
さて、今月のコンサルタントアイは先日私がテレビで見て『これは面白い』と思ったビジネスについて書かせていただきます。最後までおつき合いください。
今月のテーマ: 昔のモノを今のかたちで・・・!
先日テレビニュースで面白い商品の紹介をしていた。
昔のレコード(シングル版)をCDで製作してくれるビジネスである。
このビジネスの売りは
1. 昔のレコードのジャケットをそのままCDケースのサイズで復元してくれる。
2. 歌詞カードもレコードの時と同じモノが入っている。
3. CDのデザインがそのままレコードとなっている(まるで小さいレコードである)。
4. 店頭で注文し、10分程度で製作してくれるそうである。
5. 価格は一枚1,000円程度である。
私はこのビジネスをひとことで言えば、
『昔の味』と『今の便利さ』の融合だと思う。
ここで言う『昔の味』とは
レコードジャケット、歌詞カード、レコードのデザインが昔のデザインそのままで使われているということである。消費者はその昔のままのデザイン見て、その音楽を聴いて、当時の情景を思い出し、様々な“想い”を懐かしむのである。
続いて、ここで言う『今の便利さ』とは消費者にとっての便利さと、売る側にとっての便利さの2つの便利さがある。
消費者にとっての便利さとは、この昔懐かしい思い出を、今のデジタル機器で再現出来るということである。また、インターネットでも購入できるし、仮に店舗で購入するにしても、欲しいモノをわずか10分足らず待つだけで購入できるのである。
売る側にとっての便利さとは、レコードのように在庫を持つ必要がないということである。注文を頂いてから、ジャケットも、歌詞カードも、CDもその場でPCを使って製造してお客様に渡すので、売る分だけを、売るときに仕入・製造出来るという便利さがあるのである。ITが発達した現在だからこそ出来るビジネスモデルなのである。
このように買う側、売る側の双方にメリットがあるビジネスモデルは意外に多くない (一応そういう事になっているが、売る側だけのメリットになっていることが非常に多いといつも感じている)ので、わたしはこのビジネスモデルは非常に面白いと思っている。
また最近、昔流行ったモノをリニューアルして商品化してくるビジネスモデルが玩具などでは結構多い。最近の例で言えば、ベイブレード(駒)、ハイパーヨーヨーなどという男の子向け玩具がかなり子供達の間で流行っていた。一時は売り切れが続出していたので、ビジネスとしては成功したのだと思うが、これらは今回のCD販売とは少し異なり、あくまで昔のモノをリニューアルして販売しているだけなので、あまりビジネスモデルとしての面白みは感じない。
今回ご紹介したCDの販売に関しては、ビジネスモデル、潜在顧客の多さ《実際に購入する顧客層は、アラフォー世代(シングルレコードを知っている又は購入したことがある世代)より上の世代は全て顧客となりえると思う)》からしても最近私が見たビジネスモデルとしては実に面白いと思うモノなので、読者の皆様にも是非これを参考にし、新たなビジネスに取り組んでみて頂きたいと思います(URLも載せておきますので、興味のある方はご確認を!ちなみに私とこの会社は一切関係ございません)。
http://www.yamano-music.co.jp/docs/shops/ginza/index_1fmeg.html
追伸:母の日は過ぎてしまいましたが、父の日はまだこれからですよね!
このCD父の日のプレゼントの候補にしてみてはいかがですか!!
とても喜ばれるかもしれませんよ?!
(栗原正幸)









