人気うどん店に学ぶ、女性と家族客を取り込む経営戦略

女性や家族客を取り込むことが、ビジネス成功の鉄則のひとつとも言えます。しかし、一口に女性や家族客を取り込むといっても、何をどうすればいいのか見当がつかないものです。

ある人気創作うどん店の事例から、女性と家族客を取り込む経営戦略とプロセスを読み取ってみましょう。

女性が1人でも入りやすくするため、内装を工夫

「老若男女が楽しめるうどんを、もっと気軽に食べてほしい」というオーナーの思いが、このうどん店の経営戦略のベースになっています。女性や子供連れの若い家族客が気軽に来店できるよう、まず内装を工夫しました。

ぬくもりのあるウッド調のインテリアを置き、スタイリッシュなカフェ風の空間に仕上げました。入口を大きなガラス張りにして開放的にすることで、女性が1人でも気軽に入れるような店づくりにして、従来のうどん店の概念を打破したのです。

店内にはオーナーの趣味でもあるDJブースを設け、BGMにもこだわりました。このように、うどん店とは思えないスタイルが女性客の話題を呼び、集客をもたらしたのです。

 

「ここでしか味わえない」創作メニューを用意

外装だけでなく中身にもこだわることを忘れていません。多彩な創作うどんをメニューに掲げ、差別化を図りました。

看板商品は、10種類の野菜の薬味を添えた釜揚げうどん。きんぴらごぼうやイクラおろし、山芋など多彩な薬味を添えて視覚的に訴え、食感と味の変化を楽しんでもらう演出をしています。

 

また、もうひとつの人気メニューである、和牛の一枚肉を具材に用いたうどんでは、食べるときにあつあつのだし汁をかけて、お肉をしゃぶしゃぶのように熱を通して、お好みのタイミングでいただくという斬新さが人気を博しています。まさに「ここでしか味わえない」メニューを用意し、口コミを増やしているのです。

さらに、リピーター獲得のために月替わりの新メニューも続々と開発している点も見逃せません。

 

メニューの独自性と店の雰囲気づくりが重要

飲食店が女性や家族客を取り込むには「入りやすい入口」、「カフェ風の空間」といったハード面の工夫と、「ここでしか味わえない独自メニューの創作」「リピーター獲得のための新メニューの開発」などソフト面の努力を、バランスよく手掛けることが大事なのです。

マーケティング | 更新日:2017.02.15