年間売上1000億円超の優良企業に学ぶ

日本国内で年間売上が1000億円を超えている企業は、上場企業の中でも25%程度です。1000億円を超える企業とそうでない企業の違いは、創業当初からの経営の方法に大きな違いがあるとも言われています。

売上高1000億円を超える超優良企業と、そうでない企業との間にある違いについてみていきます。

売上高1000億円を超える企業の特徴3つ

売上高1000億円を超える企業を分類すると、大きく3つの企業に分けられます。

1つは、ハイテク技術などで新しい市場を創造する企業。IT企業などがそれに相当します。

2つ目は、ニッチの市場を開拓して成長する企業です。たとえば、スターバックス社などは、コーヒーの味を純粋に楽しみたい層を開拓することで大企業にのし上がりました。

3つ目は、ある分野の中で市場シェアが高い企業です。カテゴリーキラーと呼ばれる、特定の分野の商品で圧倒的な品揃えを行い、低価格で大量販売する小売店などです。たとえば、オフィス関連の文房具や家電、消費財などを一箇所にまとめることで成功したオフィスデポなどの企業がそれに相当します。

売上高が1000億円を超えて、急成長する企業は何もハイテク企業ばかりではありません。昔から存在する企業でも、マーケットへどのようにアプローチをするのかによって、大きく成長することはいくらでもできるはずです。

 

成長企業に共通する経営上の特徴3つ

そして、これらの成長企業に共通している経営上の特徴は、3つあります。

第一に、顧客が創業当初から明確であるということです。さらに創業当初から顧客の購入頻度が非常に高く、リピーターが多いということが挙げられます。たとえば、スターバックスでは、常連客は、1カ月に20回ほど通うことがデータ上明らかにされています。

第二に、創業当初の段階から利益率が非常に高いということです。あるIT系の企業では売上高が30億円に満たない時から、利益率は50%から60%の間を推移していました。これは、企業が売上高を拡大して成長する過程で、多数の企業と事業提携をする上でも非常に役に立ちます。利益率が高いことで、大企業との提携を有利に進めることが可能だからです。

第三にキャッシュフロー経営を目指し、創業してすぐに黒字化することが挙げられます。利益の増加分の大部分を投資に回すことで急成長を目指しています。他の企業との競争で有利な立場に存在するためには、たゆまぬ自己投資が必要になります。事業から生み出した利益を積極的に投資することで業界で抜きん出ることができるのです。

 

いかに成長に結びつくような経営を事業が小さいうちから行っていくかが成功の秘訣のようです。

企業経営 | 更新日:2017.06.15