お忘れではないですか? 電気工事業登録

建設業と密接に関係するものの中に「電気工事」があります。建設業許可の業種の一つでもありますが、実は「電気工事業登録」という全く別の許認可が存在します。建設業許可は「建設業法」、電気工事業登録は「電気工事業の業務の適正化に関する法律」という、別の法律に基づく許認可です。

電気工事を行う方の中で、この登録をしていない方が実に多いです。そもそもご存じない方、ご存じでも登録していない方など、さまざまです。

<どんなときに登録しないといけないのか?>

電気工事業登録をしなければいけないのは、次のケースです。

・自社で一定電力(500KW未満)の自家用電気工作物の電気工事を施工するとき
・自社で一定電圧(600V未満)の電気工事を施工するとき

つまり、「請け負った電気工事の施工をすべて他の者に下請けさせて、自らその電気工事を行わない場合、電気工事業登録は不要」ということになります。
他にも不要なケースとしては「家庭用電気機械器具で一定電圧未満の場合」などがあります。
 

<電気工事業登録の種類は?>

電気工事業登録は4種類あります。

1.登録電気工事業者
2.みなし登録電気工事業者
3.通知電気工事業者
4.みなし通知電気工事業者

非常に分かりにくいですね。おおまかには「建設業許可を持っているかどうか」によって変わってきます。登録は基本、この4つのうちのいずれかとなります。
 

<登録しないデメリットは?>

電気工事を自らが施工している方、会社でも登録しないところがたくさんあります。

このデメリットは次の通りです。

・懲役もしくは罰金がある(1年以下、または10万円以下)
・建設業許可のうちの電気工事業を取得するときに、経営、実務経験として使えない場合がある
・電気工事業を登録したいときに登録しにくい(申請に必要な経験として使えないことがある)
・元請に迷惑がかかる可能性がある(元請が法令違反になる可能性がある)

建設業 | 更新日:2017.11.15