雇用のミスマッチを防ぐ意味でも試行(トライアル)雇用を活用しよう!

長引く不景気の影響で、人材の募集をかけると大人数の応募がきませんか? そして、多くの応募者のなかから迷いに迷って、最もよさそうな人を採用しても、会社や仕事になじめずにすぐ辞めてしまう。こんな経験をお持ちだと思います。そこで活用してもらいたいのがトライアル(試行)雇用。奨励金も支給され、会社にも応募者にもメリットをもたらします。

既卒者1人をトライアル雇用後本採用すれば50万円支給

トライアル(試行)雇用とは、対象者を最大3ヵ月間雇って、業務の適性や能力を見極めた上で、雇用期間終了後に本採用するかどうか決めることができる制度。もし適性や能力、人柄等が、会社にマッチしないと判断した場合は、トライアル雇用で終了しても構いません。
ハローワークの求人を利用して未経験者をトライアル雇用させた場合には、1ヵ月あたり4万円(過去3年以内の既卒者であれば10万円)受給できます。既卒者をトライアル雇用後に本採用した場合には、1人につき50万円別途支給されるというメリットがあります。


奨励金受給の要件

奨励金を受給できる会社は、以下の要件を満たす必要があります。
1. 雇用保険に加入しており、労働保険料を完納している
2. 対象者の採用日の前6ヵ月間とトライアル雇用期間中に他の社員などを会社の都合により解雇(勧奨退職を含む)していない
3. 労働者名簿、賃金台帳、出勤簿などを整備して出勤状況、給与の支払状況などを管理している
4. 労働関係法令に違反していない
5. 過去に不正受給等により助成金の不支給措置を受けていない
採用は金銭面と人的面で多大なコストがかかります。雇用のミスマッチは会社にとっても応募者にとっても不幸です。トライアル(試行)雇用を活用し、適性や能力をじっくり見極めることが、双方にメリットをもたらすのです。


 

人的資源 | 更新日:2011.08.12