平成29年度新入社員は「キャラクター捕獲ゲーム型」

公益社団法人日本生産性本部の「職業のあり方研究会」は、平成29年度新入社員の特徴をまとめました。今年は「キャラクター捕獲ゲーム型」。

「レアキャラを探し求める情報収集能力と、どこへでも出向くフットワークの良さ」が評価されています。

スマホを片手に軽やかなフットワークで東奔西走

平成29年度新入社員は、リクルートスーツを着てスマホで情報収集しながら説明会やインターンシップを渡り歩きました。その姿が、2016年夏に流行したキャラクター捕獲ゲームに熱中した人々の姿を思い起こさせることから、「キャラクター捕獲ゲーム型」と名付けられました。

「キャラクター捕獲ゲーム型」新入社員は、就職活動ぶりから、以下のような特徴があると言われています。

・キャラクター(就職先)が数多くあり、比較的容易に(内定を)捕獲できた

・レアキャラ(優良企業)を捕まえるのは難しい

・(採用活動を前倒しして)素早く捕獲するためには、ネットやSNSを駆使して情報収集し、スマホを片手に軽やかなフットワークで東奔西走

・必死になり過ぎて危険地帯(ブラック企業)に入らぬよう注意している

 

「早期離職」と「オーバーワーク」に目を光らせよう

キャラクター捕獲ゲームになぞらえ、平成29年度新入社員には以下の注意点があるそうです。

・早期離職の可能性がある(はじめは熱中して取り組むが、飽きやすい傾向にある)

・ワークライフバランスの大切さを教える(ゲームでスマホのバッテリーと通信量がかさむので、オーバーワークに注意)

「キャラクター捕獲ゲーム型」の新入社員を活用するには、やりがいと目標を与え、モチベーションを維持させて、仕事と会社に飽きさせないよう工夫することが重要です。また、長時間労働で燃え尽きることがないよう、注意を払う必要があるでしょう。

 

 新卒の新入社員を採用した企業は「最初からプレッシャーを与えずコミュニケーションに配慮する」「育成のための研修プログラムを工夫する」「孤立させず、絶えず声を掛ける」など、職場として受け入れ環境を整えて、長期的な視点で育てるように努めることが大切といえるでしょう。

人的資源 | 更新日:2017.04.14