「1勝2引き分け」のサッカーチームに多くの観客を呼ぶためには?
今回はクイズを出題します。あなたはサッカーチームのマーケティング担当。チームのホームゲームでの成績は、現在1勝2引き分け。もっと観客を動員するにはどうすればいいのでしょう? これは「1勝2引き分け」を別の視点で言い換えることが大事。どのように言い換えると、より多くのお客様が見込めるでしょうか?
同じ事実でも視点を変えるだけで印象が違う
「1勝2引き分け」というと、通常は「3戦中1勝しかしていない」と解釈してしまいがち。このまま「1勝2引き分け」という言葉を打ち出したら、多くの観客動員は望めないでしょう。
一方、「1勝2引き分け」は「3戦中一度も負けていない」ことになります。ここでプラスに解釈して「3戦無敗」の言葉をキャッチコピー等で全面的に押し出してみると、多くの集客が期待できます。
「1勝2引き分け」という事実でも、視点を変えるだけで印象が大きく変わります。事実と異なる表現はいけませんが、できるだけプラスに解釈した言葉を使うと、多くの人の心を動かすでしょう。
大手に「量」で負けるときは数字を「割ってみる」
では、もうひとつ問題です。あなたは1教室だけの個人塾を経営しています。地元の名門・X高校に20人の合格者を出しているとします。一方、駅前にある大手塾が「X高校に100人合格! 市内10教室で展開中!!」というキャッチコピーで宣伝しています。どう対抗すればよいのでしょう?
この場合は、合格者数を1教室当たりに「割ってみる」ことが大事。1教室当たりの合格者では、個人塾が20人で大手塾が10人。全体の合格者数では大手に及びませんが、1教室当たりに換算すると個人塾に軍配が上がります。少数精鋭ぶりをアピールすることで、生徒増が期待できるのです。
以上のように、数字の視点を変えると、新たなビジネスの切り口が広がります。資金力や販売量等で大手企業には太刀打ちできない中小企業にとって、必要な考え方といえるでしょう。









