人気レストランに学ぶ、乳幼児連れの母親を取り込む戦略とは?

ビジネス成功の鉄則のひとつが、女性や家族客を取り込むことです。特に乳幼児の子どもを持つ母親の心をつかんだビジネスは、全国各地で成功している例が見受けられます。

ある人気レストランの事例から、乳幼児連れの母親を取り込む戦略を読み取ってみましょう。

大人も子どもも満足する料理を追求

乳幼児がいる母親は、なかなか外食に行ける状況ではありません。しかし、家事と育児の合間に、ゆっくりと外食を楽しみたくなるものです。そんな母親のニーズをつかんだ店づくりを、同レストランは実践しています。

同レストランの特徴は、大人も子どもも満足する料理を追求している点です。フランスの星付きレストランで修行を積んだシェフを迎え、本格的な料理を提供しています。

 

一方、子ども向けには2歳児までを目安に初期、中期、後期の月齢別に分けた離乳食を用意。アレルギー食材を排除することも可能にしています。母親は本格的なごちそうを食べられ、子どももしっかりとした食事をいただける点が、母親の支持を得ています。

また、母親がおいしそうな料理を食べていると、子どもも「ママと同じものが食べたい」と言ってくるものです。そんな声に応えて、大半のフードメニューでフルとハーフの2サイズをそろえています。他店にない子ども向けサービスやクオリティの高い料理に対する評判が、口コミで広がっています。

 

洗練された空間でぜいたくな時間を提供

店内は子ども連れにマッチしたオブジェやソファ席などを配置。洗練された空間でぜいたくな時間を過ごせるよう、配慮しています。店内には授乳室を設置し、いつでも授乳やおむつ交換が可能。母親が利用しやすくなるための仕組みも整っています。

乳幼児がいる女性や家族客を取り込むには「ぜいたくな時間を過ごせる」「授乳室を用意」といったハード面の配慮と「ほとんどのメニューでフルサイズとハーフサイズをそろえ、大人も子どもも満足する料理を提供」「離乳食メニューを月齢別に分け、アレルギー食材排除にも対応」といったソフト面の努力を、ほどよいバランスで訴求することが大切なのです。

マーケティング | 更新日:2017.05.15