院内コミュニケーションアップには、モチベーションを管理しよう

院内コミュニケーションを活性化することは、クリニックの組織づくりにおいて重要です。しかし、単にスタッフ同士が仲良くなればいいというわけではありません。スタッフ全体のモチベーションを管理することが大切なのです。

コミュニケーション活発化の落とし穴

スタッフ同士のコミュニケーションが活発になることは、一般的にはクリニックにとってプラスに作用します。ただ、そこには落とし穴があります。

前向きな考えやよい行いばかりがスタッフ間で共有されればいいのですが、必ずしもそうなるとは限りません。ときには後ろ向きな考えや悪い行いがスタッフ間にまん延することもあるのです。

 

あるクリニックでは、スタッフ同士の交流を活発にするために、毎月食事会を開いていました。そこで、スタッフだけで二次会に行くまで仲良くなったのはいいのですが、そこで仕事の手の抜き方や、レジ現金の盗み方まで共有されてしまいました。しまいにはやむなく全員解雇という悲劇が起きたのです。

このような最悪の事態を招かないために、スタッフ個々のコミュニケーションにも目を配るのが理想です。しかし、現実的にはスタッフ間の全コミュニケーションを管理することは不可能です。そのために、スタッフ全体のモチベーションを管理しましょう。

 

後ろ向きな考えや悪い行いは、モチベーションが低下しているときに起きてしまいがちです。スタッフのうち1人でもモチベーションが落ちていると、たちまち全員に伝染します。院長先生は、モチベーションが落ちているスタッフをはじめ、スタッフ全員に声を掛け、モチベーションアップを図るよう心掛けましょう。

モチベーションが高いと、前向きな気持ちで業務にあたれます。周囲に良い影響を及ぼし、コミュニケーションの中身も前向きかつ充実したものになります。院長先生が、スタッフ一人ひとりのモチベーションにも留意すると、院内コミュニケーションが活発になっていくことでしょう。

医療・福祉 | 更新日:2017.05.15