クリニックの組織力を高めるには院内コミュニケーションから

「うちのクリニックはスタッフのまとまりが悪い」「当院は組織力がない」

こんな風にお嘆きの院長先生は少なくありません。クリニックの組織力を高めるために、まずは院内コミュニケーションの強化から始めてみてはいかがでしょうか。

クリニックという組織は「まとまらなくて当たり前」

もともとクリニックとは、まとまることが苦手な組織だとも言われています。それは次の理由があります。

・医師、看護師、事務員、それぞれの業務の専門性が高く、共通した目的や目標が生まれにくい

・全員が実務のエキスパートで、専門の管理職がいない

・業務がルーチンワークで、モチベーションの継続が難しい

 

ですので、クリニックを「まとまることが難しい組織」と考えると、院長先生が組織力を高めようとする際にストレスなく進められるでしょう。組織力が高まると、スタッフ間の連携が密になり、患者満足度が高まり、増患・増収につながるでしょう。

 

身近で具体的な話題を全員で話し合う

クリニックの組織力を高める第一歩は、院内コミュニケーションの強化です。本来は、業務日報等で情報や意識を共有できるようにするのが望ましいでしょう。しかし、実際そこまで急に進められるものではありません。

院内コミュニケーション強化の第一段階として挙げられるのは、身近でかつ具体的な話題を全員で話し合うことです。

例えば、「患者さんへのあいさつの仕方」「待合室のイスの配置」「待合室の掲示物」など、身近なテーマで構いません。話し合って出た結論の質よりも、皆でコミュニケーションを取ることそのものが重要なのです。

 

担当の壁を越えたコミュニケーションが活発になることによって、院内でのスタッフ同士の連携が円滑になり、患者さんへのサービスが向上します。「うちのクリニックは組織力がない」と感じている院長先生は、ぜひ試してみてください。

医療・福祉 | 更新日:2017.04.14