「やること」の可視化と確認

当事務所が提案する「役割と目標による人事システム」は、「やること」「やっていること」「やったこと」の可視化と確認のマネジメントです。なかでも「やること」の可視化と確認を重視しています。個々の社員の「やること」は、「役割基準書」、「部門目標」、「個人目標」などで確認します。「役割基準書」は組織の目標(使命・任務、ビジョン)であり、社員に対する「期待レベル」です。期首などの組織方針・計画を受けとめ、「役割基準書」を「業績評価シート」の評価項目に的確に繋げます。このことで、社員の「やること」の可視化と確認が容易になります。

 

さらに、「業績評価シート」と「目標設定シート」を対にして設計・運用します。「目標設定シート」による個人目標は、それを設定する過程で企業の方針や「部門目標」、自分に対する期待、自分の役割、仕事の問題点などを自ら考え、上司との目標設定面談を通して確定します。自分がやりたいこと、を明確にする(目標を持つ)ことは、社員の成長を促進するものであり、かつ組織のニーズを満たすものでなければなりません。そのためには、「業績評価シート」と「目標設定シート」を繋げることです。社員の「やること」の可視化と確認はより確かなものになります。

目標設定面談で、「業績評価シート」に連動した「個人目標」設定項目ごとにその意義を確認し、本人の希望、上司の期待などを含め確認・合意します。ここでは、管理職が自らの部門をどのようにしていくのか、社員にどのような期待をするのか、どこが不十分なのかなど、管理職として「明確な考え、方針」が不可欠となります。担当部門の運営について、問題意識や当事者意識が希薄では、有効な「部門目標」や「個人目標」の設定はできません。「役割と目標による人事システム」では、「やること」の可視化と確認、そのための管理職の役割をとくに重視しています。

社会保険労務士法人 すずき事務所
代表者 鈴木幹男

評価・賃金制度情報 | 更新日:2010.10.05