目標は具体的かつ細分化することで実現へと近づく
企業経営において大切なのは目標です。目標を掲げることで、社員が一丸となってひとつにまとまるからです。では、どんな目標を立てればいいのか? 「良い会社にする」「お客様から喜ばれる会社にする」という目標も悪くないのですが、いまひとつ内容があいまいで、人によって解釈が違ってしまいます。それよりも「売上(利益)3億円」「シェア1位」「ユーザー数5000人」といった、具体的かつ明確な数値を目標に掲げると、社員の考えがまとまりやすくなります。こうした会社全体の目標を、商品、部署、個人ごとに細分化して、全体の目標の実現に近づけるのです。
細分化は「分担」「分類」「分解」
会社全体の目標は先に挙げた「売上」「シェア」「顧客数」といった具体的数値を入れたものでよいでしょう。今度はそれを個別に落とし込みます。
目標の細分化は次の要領で行います。
1.担当者や店舗、営業所ごとに「分担」
2.商品や曜日ごとに「分類」
3.単価や数量、時間などに「分解」
目標細分化の例を業種別にみてみると、だいたい次のようになります。
<サービス業>
(売上)サービス内容、得意先、担当者ごと等の単価・件数の目標
(原価・経費)サービス内容ごとの時間効率(作業1時間あたりの売上)等の目標
<小売店・飲食店>
(売上)店舗、曜日、時間帯、商品ごと等に客単価、購入客数の目標。店舗ごとの目標は地域や家賃、売り場面積を考慮して分担
(原価・経費)仕入や原材料費等は単価・数量(受払・ロス・在庫も含む)の目標。人件費は時給・接客効率(購入客数あたりのスタッフ人数)等の目標
<製造業・卸売業>
(売上)担当者・商品ごと等の単価・数量の目標
(原価・経費) 拠点・商品ごと等の変動費・固定費の目標。変動費のうち原料費等は単価・数量(受払・ロス・在庫も含む)の目標を、人件費は時給・生産効率(時間あたりの生産量や売上、利益など)等の目標
設定した目標は、実績の進捗を管理する必要があるのは言うまでもありません。社の管理能力に合わせて無理のない目標を立ててみましょう。









