和歌山大学で講義してきました。

それは「刀祢先生は学部で、川口先生は大学院でお願いします」とのひと声で決まりました。和歌山大学から税理士会と今後何か取組みたいとの申し出があり、まずは試しに(お手並み拝見?)ひとコマを使って講義をして欲しいとの依頼でした。担当者として会議に出席していた私にまさか回ってくるとは・・・。その日から2か月、大学生相手に何を話せばいいのか長い葛藤が始まりました。

 最近は色んな場面で話す機会は増えましたが、大学生相手に話す経験は無くかなり不安でしたが、その反面大学の教授は僕のあこがれの職業でもあり、そのようなことが経験できるという喜びも感じていました。それだけに何としても、また税理士会のメンツにかけても学生たちに感動して貰える内容にしようと考えました。とはいえ周りからは「みんな絶対寝るよ」「スマホいじったりして話なんか聞かないよ」なんて言われ、心が折れそうになりながらもレジュメを作成。

 与えられたタイトルは「税理士の仕事の魅力・税理士からみた企業」でしたので、税理士の業務内容を一週間に凝縮して紹介し、権利と義務や仕事の魅力、業界の現状などを一通り説明しました。そしていかに税理士が経営者の重要なパートナーであり、社会にとって大切な存在であるかを強調し、また税理士だけでなく社会人として信用されるために必要なこと、仕事に対する心構えの大切さや人と繋がり愛することの大切さも僕なりに話しました。

 あっという間の90分でしたが、最後まで一生懸命聞いて頂き、担当の教授にも大変喜んで頂きました。後日、私の手元に学生120人分の感想文が届きました。その内容は「準備が大切であるという話が印象に残りました。これから社会に出ていく私にとって大変参考になりました」「企業や社員や家族の生活を守ることができたり、税理士の仕事ってかっこいいなぁと思いました」「業務範囲が税以外にも広いのに驚きました。ますます税理士になりたくなりました」「プロとしての意識を感じました」・・・私の一生の宝物がひとつ増えました。

Tone Tax Times  | 更新日:2014.07.15